スロットイベント – かつてどんなイベントが開催されていたか

ホールにお客を呼ぶために用いられた旧スロットイベントについて解説。また現在もひっそりと行われていそうなイベントについても解説。

パチスロ風カジノスロット

かつてのようなスロットイベントは禁止!

ホールでかつて集客のために認められていた『イベント』は現在では風営法の改正およびそれに関連する規則の変更により現在では認められていません。

もし大々的にやってしまうと最悪の場合、営業取り消し処分となってしまうのです。

そのため、ホール側は風営法の下で客離れを起こさないようにしながら「この店、よく出すんだって!」的なイメージをお客さんに植え付けながら、つまりリピーター客を獲得しながら営業しているわけです。

賑わいを見せた旧スロットイベントについて

スロットに関連する旧イベントとして、お店の広告などにこのような文言が記載され旧イベントとして栄えていたそうです。

ケンシロウ『ホールの文句は俺に言え!』

一部のホールが広告の文言にこのような記載をしていたそうです。

そしてケンシロウが登場してこのようなセリフを言って、ホール名が記載されているイメージで。

この内容から匂うモノとして、4号機時代の北斗の拳で広告イベントを使って集客を狙ったと推定されます。

当時は話題になりましたからね、サミーの北斗スロットは。

100台あるうち、数台は設定6を入れていたでしょうね。

7月7日、年に1度のアツイ日!

7が付く日はどうしてもスロットにおいて切っても切り離せないモノなのです。

この日に合わせてイベントを持って来れば、集客は見込めます。

「7が付くから出るだろう。いつもより勝ちやすい。」このように思わせて集客ができればホール側としては御の字のはずです。

ホールにあるパチスロ機が全部で200台あるとして、半数以上は高設定を入れて客に還元させる形の『赤字営業』を行い、「このホールはちゃんと出していますよ」とアピールすることが目的です。

イベントが普通に開くことができていた時代は広告・イベント戦略が生き残るための手段でした。

スロットにおける水面下のイベントについて

法律に触れることなく水面下で行われていそうなイベントについていくつか挙げてみました。

マルハン:『7のチカラ』

今はコマーシャルで見かけませんが、かつて大物芸能人を起用してマルハンが「7のチカラ」をうたったことがあります。

風営法の抵触ギリギリかもしれませんが、このコマーシャルでお客にマルハンは「7が付くときに何かがある」と思わせることが目的だったそうです。

マルハンは全国的に店舗を展開していますので、地域によって「7」の扱いに温度差がありますが、7に忠実な店舗ではいつもより客に還元する形で出すと思われます。

毎年の6月6日

パチスロにおいて6とは最高設定のことを意味し、お客が出玉面で有利になる設定を意味します。

「この日に出す」と言わなくても、実質的にパチスロの日と題して集客させることが可能です。

打ち手からすれば「設定6が必ずある日」と思っているわけですから。

限定:ハロウィンの日

コアかもしれませんが、パチスロにはマジカルハロウィンという機種があります。

ホールがお知らせで「もうすぐハロウィンの日が近づく」と店内に張り紙を貼ってあれば、暗にマジカルハロウィンという機種が高設定になっているというプチイベントを実施するという解釈が成り立ちます。

余談ですが、マジカルハロウィンシリーズは現在『7』まであるほど一定の人気を誇っています。

スロットイベント まとめ

かつてのようにイベントの実施はできなくなり、最近は自宅でできるオンラインスロットに切り替える人も多いので、現在では水面下でイベントを開催して集客してホール側は生き残りを図っています。

打ち手側としてはより多くの出玉を獲得すれば満足ですので。

個人的には4号機の北斗時代の時が一番イベントを盛り上げて熱く開催されていたように思えます。