パチンコは本当にオワコンなのか?

ギャンブル

若者のパチンコ離れの話題がメディアを賑わし、ネットでは「パチンコはオワコン」との声もあります。しかし、パチンカー側から見てもそうでしょうか?この記事ではパチスロとパチンコが本当にオワコンなのか考察します。

パチスロ風カジノスロット

時勢はワクチンの接種が進んでいますが、未だコロナ禍にあります。三密は避けるように言われて、ゆうに1年以上経過しました。

そのような中、三密の代表のような場所のパチンコ屋の売り上げは減少傾向にあります。

特に影響が大きかった時期は2020年3月~6月。3月には-20%、4月は-60%、5月に至っては-80%近くにまで前年比同月に対しての売り上げが減少しています。

本来4~5月はGWがあるため稼ぎ時なのですが、この時期のコロナウイルスの流行は非常にタイミングが悪かったと言えるでしょう。6月以降は何とかある程度持ち直していますが、-20%あたりを停滞しつつあります。

経営者目線で見るとオワコンかもしれませんが、パチンカー側から見てもパチンコはオワコンなのでしょうか?

今のパチンコは本当にオワコンなのか

「パチンコがユーザー目線から見てもオワコンか?」という話の前にパチンコについての法律的な立場を説明します。

パチンコは実は法律的には「ギャンブルでは無い」とされています。

というのも、日本は公営ギャンブル以外のギャンブルを法律で認めていません。

そのため、「パチンコ(パチスロ)はギャンブルでは無い」としているのです。

そもそもギャンブルの定義は「運の要素が高い遊戯」とされています。そしてパチンコでは射幸性の高い機種を出させないためにパチンコの内規などには細かく規制を入れています。パチンコメーカーは規制に対し素直に対応しており、規制は緩やかになっている傾向が高いです。

最近ではパチスロと同じように当選確率などが変わる「設定」や、通常時を規定回数消化すると時短に突入する、パチスロで言う「天井」に近い「遊タイム」を導入したりしています。

初当たり確率なども上がり、コロナ以前よりもパチンコはむしろ甘くなっている印象です。

むしろパチスロがオワコン?

実は「パチンコがオワコン」というよりも「パチスロがオワコン」といったほうが正しいかもしれません。

パチスロもパチンコと同じように規制がありますが、スロットは規制を強化され続けてきました。

特に新基準に移行する時期は規制が厳しいです。例えば4号機から5号機に移行した時期はボーナスのストックが禁止され、出玉が大幅に減ることになりました。

そこでパチスロメーカーは今まで単にコインを減らさずに次のボーナスをつなぐ「RT」を大幅強化し、1Gあたり1.4~3枚程度増える「ART」を導入しました。

結果としては、その後ARTを主体とした爆裂スペックが増えることになります。

規制の目的は「パチンコ(パチスロ)は技術介入要素が高く、運の要素が低い」ことを示すためなので、一攫千金要素が高い台がリリースされることは本意ではありません。

パチスロメーカーはパチンコメーカーと違い規制には素直に従わず拡大解釈などでハイスペックな台を出すため、規制はその後さらに強くなりました。

5号機から6号機に移行する際にも強い規制がありました。

パチスロは現在6号機ですがコイン50枚あたりのゲーム数が50Gなど、ローリスクローリターンの台が多くを占めています。

昔のような爆裂機種が少なくなり、ハイリスクハイリターンの機種を望んでいるギャンブラーから見ると今のパチスロはオワコンに見えるでしょう。

まとめ

実は「パチンコはオワコン」とは、10年以上前からずっと言われていたことです。

パチンコ・パチスロ人口は約1,000万人ほどいるため、一部の声の大きいプレイヤーの意見かもしれません。

しかしながら遠くない将来、カジノが出来る可能性があります。家から出ずともギャンブルが可能なオンカジの知名度も上がっているため、新たな付加価値を提供しなければパチンコ屋の存続は危ぶまれるかもしれません。