ついにパチスロ5号機の撤退始まる!その経緯を説明
2018年2月のスロット規制を受けて、これまで主力機種であったスロットの5号機が撤退しました。2021年11月末にはすべてのパチスロ5号機がパチンコ店から姿を消しました。
目次
5号機スロットはなぜ撤去されるのか
パチスロは『射幸性』を抑制するためにさまざまな規制がなされてきました。そのたびにパチスロ機は大当たりの獲得枚数と設定される機会割を下げつつも、あらたなスペックのものが開発されてきた経緯があります。
そのような中で2018年2月1日、『風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正規則附則』が施行されました。
これにより、パチスロのメダル獲得数は従来の約3分の2に規制されることになります。その目的はギャンブル依存症対策です。
そこで従来の基準で認定を受けているパチスロ機種は最大3年間の設置が可能となり、2021年までにはあらたな規制による機種へ入れ替えることが義務づけられたのです。
パチスロ5号機はこの従来の機種による認定機種となるため、2021年1月末までにはすべて撤去することになりました。
パチスロ5号機撤去が期間延期に
しかし2020年5月20日、国家公安委員会(警察庁)は従来の基準による5号機撤去までの経過措置を3年から4年に改正しました。これは新型コロナウィルスによる経済的影響を考慮しての措置と言えます。
この改正により、旧規則によるパチスロは最大で2022年1月まで設置できるようになりました。ただし対象となるのは、2017年5月21日以降に検定・認定を受けた機種となります。
これを受けてパチンコ・パチスロ産業21世紀会は旧規則機の取り扱いを決議し、次のように取り扱いを決定しました。
- 高射幸性回胴式遊技機は当初の検定切れ、認定切れの日付までに撤去する
- それ以外の機種は2021年11月30日までに撤去する
- なお2021年1月31日時点の設置台数の15%をめどに毎月撤去を行う
以上の取り決めにより、5号機のほとんどは2021年11月30日までに撤去されます。
撤去予定の5号機パチスロ機種一覧
2021年5月以降に撤去予定の主なパチスロを記載します。
- ニューパルサーDX(2021年5月19日)
- ゴーゴージャグラー2(2021年6月12日)
- 闇芝居(2021年6月12日)
- 鬼若弁慶(2021年6月12日)
- シークレットハイビスカス(2021年6月26日)
その他の機種は2021年11月末をもって撤去となります。なお、2021年1月時点での設置台数を基準にして、11月末の完全撤去スケジュールに合わせて毎月15%をめどに撤去されることになります。
5号機の人気機種
最後に人気の高い5号機スロットをいくつかご紹介します。
沖ドキ!
沖ドキ!は目押し不要でボーナスが確定する遊びやすさが人気の理由です。連チャンの最大ループ率が高いところも、パチスロファンが満足できる点と言えるでしょう。
バジリスク~甲賀忍法帖~絆
5号機の中でも特に高い爆発力が人気だったバジリスク 絆。高設定とするケースも多く、楽しめるスロットとして親しまれてきました。
押忍!番長3
撤退する5号機の主力と入れ替えで設置するお店が多い機種です。高設定に入っていることがわかりやすい点が人気の理由と言えます。この人気スロットのスピンオフとして、6号機のパチスロへいかがみがリリースされています。
5号機スロット撤退 まとめ
長く親しまれてきたパチスロ5号機も次第に撤退し、11月にはすべてがパチンコ点から姿を消します。6号機は万枚は無理、稼げないなどと言われていますが、やむを得ない事情もありますし、これからの6号機の開発に期待したいところです。
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